職業教育・キャリア教育財団の事業
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研修科目と履修時間、内容


研修科目<新> 履修
時間
内    容
専修学校における職業教育
 専修学校は、学生生徒の職業観を形成し、業界で活躍できる(仕事ができる)人材を養成するところであることを理解する。
 職業(現場)と関連する場面を具体的にイメージできる授業(学習指導)を学生生徒に提供し、学ぶ「意欲」「必要性」「目標」が明確になるよう計画し、実行できるようになる。(授業の計画・準備・実行・検証)
 授業以外でも、学校が実行するすべての活動は、職業教育に役立つよう計画し、運営されるものであることを理解する。
 教員は、学生が身近に接する社会人であることを認識し、学生の手本となるように、プロとして、組織の一員として、自己啓発に努めリーダーシップを発揮できるようになる。
専修学校教育のあり方と授業実践 16
 教育環境の変化など教育の現状と問題点を認識し、学生への対応でどのようなことに配慮すべきかを理解する。
 「教育とは、人間として生まれ、人間として成長し、人間となるために、心身両面に意図的にまた計画的に働きかけをする人間形成のための営みである。」という教育の基本精神を認識する。
 授業は、教育理念を達成する大事な手段であり、計画をしっかり立て、基本的な教え方を身につけて実践できるようになる。
 教育メソッドの種類や特徴、活用の仕方、留意点等を体験として理解し、授業へ適切に導入できるようにする。
 レッスンプランの作成、実習(見学)を通して一連の要点を学び、日頃の自身の授業を振り返り、授業に活かす。
専修学校と制度
 専修学校制度の成立経緯や意義を日本の教育制度全体との関連の中で理解するとともに、現在までの発展過程、現状を理解する。特に、現状についてはデータもあわせて理解する。
 学校教育制度を定める法律について概要を理解する。特に、専修学校設置基準を学び、専修学校の特質を理解する。
 専修学校3課程(専門課程・高等課程・一般課程)のそれぞれの役割と状況を知り、展望する。
 専修学校が当面する問題や、教育課題について理解する。
 私学としての役割と学校運営の基本について学ぶ。
学生・教員のための実践心理 12
 青年期の意味と特質及びその問題点について理解し、指導的人間関係の構築や学級運営に活かせるようにする。
 教員として具体的なスタディスキルを理解し、学生をどう引きつけていくか、授業の心理的方法・展開を学ぶ。
 学習者の心理的特性を理解し、授業展開に活かせるようにする。
 カウンセリングの基礎を学び、専門職としてのカウンセラーではなく、教員としての学生との関わり方を理解し、学生をサポートできるようにする。
 なお、以上の内容について、できるだけグループワークなどを取り入れ、講義のみにならないこと。
総合自由科目  新任教員研修のレベルに相当する講演を、開催地の実情にあわせて行う。

・ 1履修時間は45分とする。
・ 総合自由科目は、他教科へ振替えることができる。


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